あるリポートでは、Samsungが2011年に米国向けに開発したスマートフォンのうち、約82%が予定より遅れていたことが明らかにされている。開発で後れを取ったことで競合各社にシェアを奪われ、1四半期当たり約100万台分の売上高に相当する損失を生み出す結果になったと分析されている。
通常、返品率が公表されることはまずない。しかし、ある証拠資料では、米国の主要キャリアの中でSamsung製スマートフォンの返品率が最も高かったのは、Sprintであったことが明らかにされている。Samsungは、「返品率は、2010年に平均18.8%でピークを迎えた後、次第に落ち着いていく」とみていたようだ。
Samsungは、GoogleのAndroid担当シニアエンジニアからの電子メールを使い、「Appleのクイックリンクと同じような機能を作り、Appleとは異なる独自の方法で実装するという点において、責任があるのはGoogleだ」と主張している。
AppleとSamsungはこれらの他にも大量の電子メールを公開し、激しい応酬を続けていた(関連記事:特許訴訟で公開されたジョブズ氏のメール)。
【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】
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