TDKは2022年8月30日、広帯域で高いインピーダンスを実現した小型/大電流の車載PoC(Power over Coax)用積層インダクター「MLJ1608WGシリーズ」の量産を開始したと発表した。従来品より小型ながら定格電流は500mAと高く、300M〜2GHzの広帯域で最大インピーダンス1000Ω以上を実現。先進運転支援システム(ADAS)の普及によって高まるPoCフィルターへの要求に応えている。
米国の半導体製造の復活と技術サプライチェーンの強化を目指すCHIPS法(Creating Helpful Incentives to Produce Semiconductors for America Act)が米国下院で可決された。米国EE Timesは、トランプ政権で経済成長・エネルギー・環境担当国務次官を務めたKeith Krach氏へ独占インタビューを実施し、同法が米国にもたらす影響を聞いた。Krach氏は、Mike Pompeo前国務長官と並び、CHIPS法の策定に貢献したキーパーソンの一人である。2020年5月、TSMCが米国に120億米ドルの5nmプロセス工場を建設することに合意したのも、同氏の尽力によるものだ。
日本電産は2022年8月30日、ノルウェーの半固体リチウムイオン電池メーカーFREYR BATTERY(以下、FREYR)と合弁契約を締結した、と発表した。日本電産は、「FREYRとの戦略的パートナーシップを強化し、今後のBESS(Battery Energy Storage System)ソリューション事業のさらなる拡大を目指す」としている。