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2022年9月30日の記事
ニュース

Micron Technology(以下、Micron)は2022年9月30日、最先端1β(ベータ)ノードのDRAMの生産に向けた広島工場(広島県東広島市)の増強について、日本政府から最大約465億円の助成金交付を受ける予定だと発表した。

永山準,EE Times Japan
ニュース

ロームは、消費電力が数十ミリワットと極めて小さく、エッジ側で「学習」と「推論」の両方を行うことができる「オンデバイス学習AIチップ」を開発した。クラウドサーバとの連係がなくても、エッジ側だけでリアルタイムに故障予知を行うことができるという。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

京セラは2022年9月29日、512Gビット/秒(bps)の伝送帯域を実現した「オンボード光電気集積モジュール」を開発したと発表した。データセンターのサーバラック内の短距離通信に向けたもので、データセンターの省電力化/高速大容量化/省スペース化に貢献するとしている。

永山準,EE Times Japan
ニュース

半導体前工程製造装置(ファブ装置)に対する2022年の投資額は、過去最高の990億米ドルに達する見通しである。2023年の投資額は970億米ドルに減少すると予測している。SEMIが発表した。

馬本隆綱,EE Times Japan
特集

2022年6月21〜23日、欧州最大規模の組み込み技術展示会「embedded world 2022」が、ドイツ・ニュルンベルクで開催された。「組み込みAI」や「RISC-V」関連の製品など、EE Times Japan記者が現地で取材したレポート記事をまとめて紹介する。

永山準,EE Times Japan
2022年9月29日の記事
ニュース

IntelとMicron Technology、Samsung Electronics、TSMCはそれぞれ、米国に工場を建設する計画を発表した。これはひとえに、米国内の半導体製造を再構築することを目的としたCHIPS法(正式名称:CHIPS and Science Act)によるものだといえる。サプライチェーンの専門家は米国EE Timesに対して、「この取り組みはICの国内供給の確保にとどまらないはずだ」と語っている。

Barbara Jorgensen,EE Times
ニュース

Intelが2022年9月27〜28日(米国時間)、自社イベント「Intel Innovation 2022」を開催したのに合わせ、同社の日本法人インテルは同月28日、記者説明会を実施。デスクトップPC向け第13世代「Core」プロセッサファミリー(開発コード名:Raptor Lake)の詳細などを語った。

永山準,EE Times Japan
ニュース

オンセミ(onsemi)は、チェコ・ロズノフ市にある工場で、拡張を進めていたSiC(炭化ケイ素)の製造ラインが完成したと発表。今後2年間でSiCウエハーの生産能力が16倍に増強されるという。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

ルネサス エレクトロニクスは2022年9月28日、アナリストや報道機関向けに、戦略について進捗やアップデートを説明する「Progress Update」を開催した。社長兼CEO(最高経営責任者)を務める柴田英利氏は、「これまでは、短期的に成果を上げるべく、スピード感を重視した経営を行ってきた。半導体不足の影響による追い風などに助けられつつ、一定以上の成果を出せたと自負している。ここからは、腰を据え、投資のアクセルも踏みながら、長期的な目線で胆力のある経営を行っていきたい」と語った。

村尾麻悠子,EE Times Japan
2022年9月28日の記事
ニュース

セイコーエプソンは、「マイクロデバイス事業」に関する説明会を開催した。この中で、車載システムや産業機器などの用途に向け、水晶デバイスと半導体デバイスの技術を統合した製品の開発などで、同社の強みを打ち出していく方針を明らかにした。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

Infineon Technologiesが、拡張メモリ「HyperRAM」の最新世代となる「HyperRAM 3.0」を発表した。HyperRAMのルーツは、2014年後半にCypress Semiconductorに合併されたSpansionまでさかのぼる。HyperRAMはもともと、2015年初頭に、SoC(Systen on Chip)およびMCU向けのコンパニオンRAMデバイスとして開発された製品だ。当初のHyperRAM技術開発は、それ以前に行われていたHyperBus/HyperFlash技術関連の先行研究によってもたらされたものだ。

Gary Hilson,EE Times
ニュース

ams OSRAMは、高い殺菌効果と電力変換効率を実現したUV-C LED「OSLON UV 6060」を発表した。殺菌機能を必要とするエアコンや洗濯機などに組み込むことで、クリーンな環境を実現できるという。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

IntelのCEO(最高経営責任者)Pat Gelsinger氏は2022年9月27日(米国時間)、米国カリフォルニア州サンノゼで開催したイベント「Intel Innovation 2022」において基調講演を行い、同日発表した第13世代「Core」プロセッサファミリーなどを紹介。さらに、「2023年初旬には、史上初めて動作周波数6GHzを達成するSKUを、限定数量でリリースする」と明かした。

永山準,EE Times Japan
2022年9月27日の記事
ニュース

京都大学、立命館大学、東京都立産業技術研究センターによる研究チームは2022年9月9日、次世代パワー半導体材料として注目されているルチル型GeO2(r-GeO2)を中心とした、ルチル型酸化物半導体混晶系(GeO2-SnO2-SiO2)を新たに提案するとともに、実験と計算の両面から有用性を実証したと発表した。

村尾麻悠子,EE Times Japan
ニュース

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックはリモートワークの普及を促した。その結果、エンドポイントが指数関数的に急増し、作業負荷の分散化が進行。堅牢なセキュリティの必要性に光が当てられるようになった。NVIDIAの最新DPU「「BlueField-2」は、そうした分散型のコンピュータ環境が普及していることを示すものだ。

Gary Hilson,EE Times
ニュース

情報通信研究機構(NICT)の研究グループは、実環境テストベッドを利用した実験をラクイラ大学らと共同で行い、「15モード多重信号の光スイッチング」に成功した。「Beyond 5G」以降の情報通信サービスを支える技術として注目される。

馬本隆綱,EE Times Japan
2022年9月26日の記事
ニュース

ローデ・シュワルツは、対応周波数レンジを最大52.6GHz(オプション追加で最大54GHz)に広げたシグナルスペクトラムアナライザー「R&S FSV3050/R&S FSVA3050」を発表した。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

ロームは、低電流で駆動した時でも発光のばらつきが極めて小さい、1608サイズのLED「CSL1901シリーズ」を開発、量産を始めたと発表した。制御機器や通信制御機器などに内蔵される、複数個のLEDを並べた表示器の視認性を向上させることができるという。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

住友ベークライトは2022年9月20日、子会社の九州住友ベークライト(福岡県直方市)に、先端半導体圧縮成形用封止樹脂に適した生産設備を新規導入したと発表した。同生産ラインからのサンプルワークは2022年秋から開始し、約半年後の量産開始を目標としている。

永山準,EE Times Japan
連載

2022年9月に発売されたばかりのApple「iPhone 14 Pro」を分解した。一部の解析結果を紹介する。後半はXiaomiの最新フラグシップ機「Xiaomi 12S Ultra」の分解結果を取り上げ、AppleとXiaomiの2層基板の違いを解説する。

清水洋治(テカナリエ),EE Times Japan
2022年9月22日の記事
ニュース

村田製作所は2022年9月16日、石原産業および、石原産業の完全子会社である富士チタン工業との3社で、積層セラミックコンデンサーなどに使用するチタン酸バリウムの製造を行う合弁会社の設立に向けた基本合意書を締結したと発表した。今後、合弁契約の締結を目指して協議と検討を進めていく予定だ。

村尾麻悠子,EE Times Japan
特集

Calumet Electronicsは、米国で最初のIC基板サプライヤーの1つとなり、米国内のエレクトロニクスサプライチェーンにおける重大な空白を埋める支援をするための取り組みを進めている。

Alan Patterson,EE Times
連載

今回は、日本で初めてのスマートフォンをご紹介する。具体的には、日本独自の簡易型携帯電話システム「PHS(Personal Handy-phone System)」(当初の呼び名は「ピーエイチエス」、後の呼び名は「ピッチ」)と携帯型情報端末(PDA)を融合したデバイスである。

福田昭,EE Times Japan
ニュース

ユニチカは、テラヘルツ帯の電波を用いる6G(第6世代移動通信)などの次世代通信において、電磁ノイズを50dB以上も遮蔽(しゃへい)できる超微細繊維「磁性ナノワイヤ」を開発した。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

ノベルクリスタルテクノロジーは、しきい値電圧6.6Vで耐圧1kVの酸化ガリウム反転型ダブルインプランティドMOSトランジスタ(DI-MOSFET)を試作し、その基本動作を確認した。今後は特性の改善などに取り組み、2025年の実用化を目指す。

馬本隆綱,EE Times Japan
2022年9月21日の記事
ニュース

NXP Semiconductorsは、5G(第5世代移動通信)ネットワークのカバレッジ拡大と性能改善に向けたRXフロントエンドモジュール(FEM)「BTS7202」とプリドライバー「BTS6403/6305」を発表した。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

米国の大規模なセルラーインフラとファイバーのプロバイダーは、5G(第5世代移動通信)スモールセルの展開が一時的に減速すると予想している。これは、モバイルネットワークオペレーター(MNO)の顧客が当面は大規模なCバンド5Gの展開に集中するとみられるためだ。

Dan Jones,EE Times
ニュース

Intelは、RISC-Vコアの幅広い採用を支持する上で重要な意味を持つ新たな一歩を踏み出した。より具体的には、IP(Intellectual Property)プロバイダーの他、オペレーティングシステムやツールチェーン、ソフトウェア関連のパートナーから成るエコシステムと共に、新たな製品開発を支援するために一元化された統合開発環境(IDE)「Intel Pathfinder for RISC-V」を立ち上げた。

Nitin Dahad,EE Times
ニュース

東京大学らによる研究グループは、二次元金属のNbSe2薄膜と、二次元強磁性体のV5Se8薄膜を重ねた「磁性ファンデルワールス(vdW)ヘテロ構造」を作製することに成功した。ヘテロ構造の界面には「フェロバレー強磁性」という新たな状態が形成されていることも確認した。

馬本隆綱,EE Times Japan
2022年9月20日の記事
連載

半導体業界の減速が明らかになった。だが、その兆しは既に1年以上も前に現れていたのだ。本稿では、市場分析を丁寧に見直し、その「予兆」について分析する他、「シリコンサイクル」の新しい考え方を提案する。

湯之上隆(微細加工研究所),EE Times Japan
ニュース

富士フイルムは、準固体リチウムイオン電池の研究、開発を行う米国「24M Technologies」に、2000万米ドルを追加出資するとともに、次世代電池といわれる準固体リチウムイオン電池の製造と販売に関するライセンス契約を結んだ。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

昭和電工マテリアルズは、下館事業所(茨城県筑西市)と台湾のグループ会社で「半導体パッケージ基板用銅張積層板」の生産能力を増強すると発表した。総額約100億円を投資し、2025年までに生産設備を導入する。これにより、グループ全体の生産能力は約2倍になる。

馬本隆綱,EE Times Japan
2022年9月16日の記事
インタビュー

2016年に設立された英スタートアップのGraphcoreは、データセンター/クラウドでの機械学習に特化したプロセッサIPU(Intelligence Processing Unit)の開発を手掛ける企業だ。同社のIPUは金融、医療、自動車、消費者向けインターネットサービスなど、さまざまな分野で導入されている。Graphcoreの共同設立者兼CEO(最高経営責任者)のNigel Toon氏に、Graphcoreのビジネスの現状や、次世代IPU、日本での戦略について聞いた。

村尾麻悠子,EE Times Japan
ニュース

Armは、クラウドやHPCのワークロード用途に向けたプロセッサIP「Neoverse V2」(コード名:Demeter)を開発、Neoverseのロードマップに追加した。

馬本隆綱,EE Times Japan
コラム

太陽光発電や風力発電のような断続的なエネルギー源からエネルギーを貯蔵するための技術的に魅力的でコスト効率に優れた方法を見つけることは大きな課題であるが、ソリューションは数多くある。そのうちの一つが、“引退した”(“使用済み”のえん曲表現)電池パックを使用するというものだ。

Bill Schweber,EE Times
まとめ

「EE Times Japan」に掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、2022年5月10〜12日に開催された世界最大規模のパワエレ関連展示会「PCIM Europe 2022」の現地レポート記事をまとめた電子ブックレットを紹介します。

EE Times Japan
2022年9月15日の記事
ニュース

光スペクトルを使用してデータの伝送/受信を行う高速通信「Li-Fi(Light Fidelity)」は、現在まだ初期段階にあるが、米軍がその成長に拍車を掛けている。Li-Fi大手のpureLiFiとSignifyの2社は、米国陸海軍との間で重要な契約を締結し、既存の通信システムにセキュリティレイヤーを追加することによって性能向上を実現していくという。

Dan Jones,EE Times
ニュース

理化学研究所(理研)らの国際共同研究グループは、ジョセフソン接合間にコヒーレント結合が存在することを示す「非局所ジョセフソン効果」を初めて観測した。ジョセフソン接合に関する新しい制御手法の提案は、超伝導量子コンピュータの開発に貢献するとみられる。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

名古屋大学らによる研究グループは、特殊なペーストをシリコン(Si)単結晶基板に印刷し、非真空下で数分程度の熱処理を行うことにより、高品質なシリコンゲルマニウム(SiGe)半導体を実現することに成功した。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

米国の市場調査会社IC Insightsは2022年9月7日(米国時間)、2022年第3四半期の半導体企業売上高ランキングの予想を発表した。同社は、2022年後半にメモリ市場が"崩壊"したことで、TSMCがSamsung Electronics(以下、Samsung)を抜き首位に立つと予想している。

永山準,EE Times Japan
2022年9月14日の記事
ニュース

ラピュタロボティクスは「第15回 国際物流総合展」(2022年9月13〜16日、東京ビッグサイト)で、倉庫のピッキング作業を効率化するピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」のデモと、新製品の「ラピュタPA-AMR XL」を披露した。

村尾麻悠子,EE Times Japan
ニュース

SiC(炭化ケイ素)とGaN(窒化ガリウム)デバイスに特化したワイドバンドギャップ半導体メーカーであるWolfspeedは、減速の兆しが見られない電気自動車(EV)市場の需要獲得に向けて、最大50億米ドルを投資する計画だ。

Alan Patterson,EE Times
ニュース

センサーの世界市場は、2021年出荷数量が前年比111%の352億6815万6000個、出荷金額は同105%の1兆9291億8100万円になった。電子情報技術産業協会(JEITA)が調査し、発表した。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

OKIエンジニアリング(OEG)は、2022年9月13日から「全固体電池信頼性評価サービス」を始めた。全固体電池の「構造調査」から「基板実装時の耐性や製品組み立て時における耐応力性の評価」「不具合原因の特定」まで行う。

馬本隆綱,EE Times Japan
連載

半導体市況が暗転しつつある。「不況期こそ、来たるべき好況期に備えた戦略が必要だ」とは昔から業界内でも言われている。今回は個人的にいろいろと気になることがあるので、ここで日本の半導体産業の「あるべき姿」について考えてみたいと思う。

大山聡(グロスバーグ),EE Times Japan
ニュース

IntelのCEO(最高経営責任者)であるPat Gelsinger氏は2022年9月、同社がデータセンター向け機器市場において、今後もライバルであるAMDにシェアを奪われていくだろう、との見解を明らかにした。

Alan Patterson,EE Times
2022年9月13日の記事
ニュース

STマイクロエレクトロニクスは、耐圧1200VのSiC(炭化ケイ素)パワーMOSFETを内蔵したSTPOWERパワーモジュールとして「A2F12M12W2-F1」および、「A2U12M12W2-F2」を発表した。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

NTTドコモ、AGC、NTTコミュニケーションズはトヨタ自動車と共同で、建物の窓ガラスに設置したカメラで撮影した移動体の映像を5G(第5世代移動通信)で伝送し、その位置を仮想空間のマップ上にリアルタイムで表示させる実証実験に成功した。

馬本隆綱,EE Times Japan
2022年9月12日の記事
ニュース

メモリ市場は2000年代初期のように、非常に変動の激しい状態にある。当時はEnronを含むいくつかの企業がDRAMの先物取引市場を形成しようとしていた。世界最大のメモリチップメーカーであるSamsung Electronics(以下、Samsung)は、半導体業界が2022年をハードランディング(急激な失速)で終える可能性があると警告した。

Barbara Jorgensen,EE Times
インタビュー

米onsemiの日本法人であるオンセミの代表取締役社長に2022年3月、林孝浩氏が就任した。半導体メーカーの中でも幅広い製品群を手掛け、業績も好調に推移するonsemiの日本法人社長として、何を目指していくのか。林氏に聞いた。

村尾麻悠子,EE Times Japan
インタビュー

FPGAはかつては2社が独占していたが、現在は60億米ドルを超えるFPGA市場のさまざまな隙間を埋めようとする企業が数多く存在する。そうした企業の1つで、近くナスダック上場も計画する成長企業EfinixのCEOに、米国EE Timesが独占インタビューを行った。

Nitin Dahad,EE Times
ニュース

ルネサス エレクトロニクスは、32ビットRISC-Vコアを搭載したASSP「R9A02G020」を開発、量産を始めた。家電製品やビルディングオートメーション、医療機器、ドローンなどのモーター制御用途に向ける。

馬本隆綱,EE Times Japan
2022年9月9日の記事
ニュース

メガチップスは2022年9月7日、オーストラリアのファブレス半導体企業Morse Microに1億豪ドル(約96億9000万円)の出資を行うとともに戦略的提携を行うことを合意したと発表した。

永山準,EE Times Japan
ニュース

STマイクロエレクトロニクスは、次世代のeドライブトレインなどに対応する車載用マイコン「Stellar P6シリーズ」を発表した。新しい車載通信プロトコル「CAN-XL」を搭載し、2024年モデルの自動車向け認定を取得しているという。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

産業技術総合研究所(産総研)や東京工業大学らによる研究グループは、表面弾性波の孤立パルスを発生させる技術を開発するとともに、この技術を用い単一電子を高い効率で移送することに成功した。量子コンピュータにおける量子情報の移送手段として、その応用が期待される。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

IntelとBroadcomは2022年9月9日、Wi-Fi 7のデモを行い、5Gビット/秒(bps)を超える通信速度を達成したと発表した。クロスベンダーによるWi-Fi 7のデモとしては「業界初」(両社)とする。

村尾麻悠子,EE Times Japan
ニュース

Armは2022年8月31日(英国時間)、QualcommとNuviaを、ライセンス契約違反および商標権侵害で提訴したと発表した。Armは両社が商標権を、ライセンス供与されていない製品に使用することによって侵害したという。あるアナリストは、米国EE Timesのインタビューに応じ、「Armは今回の訴訟によって、アーキテクチャライセンス供与の機会を損なう可能性がある」と述べている。

Sally Ward-Foxton,EE Times
2022年9月8日の記事
ニュース

昭和電工は2022年9月7日、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体に使用されるSiCエピタキシャル(以下、SiCエピ)ウエハーについて、国内メーカーとして初めて8インチ(200mm)サイズのサンプル出荷を開始したと発表した。

永山準,EE Times Japan
インタビュー

ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2022年7月、組み込みAI(人工知能)ソリューションを提供するReality Analytics, Inc.(以下、Reality AI)の買収完了を発表した。今回の買収には、どのような狙いがあったのか。ルネサスのIoT・インフラ事業本部(IIBU)でエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるSailesh Chittipeddi氏に話を聞いた。

村尾麻悠子,EE Times Japan
ニュース

2022年9月6日(米国時間)、米国商務省は同省やその他の政府機関がどのように「CHIPS法(正式名称:CHIPS and Science Act)」からの500億米ドルを半導体メーカーや半導体関連のグループに分配するかについて概要を示した。資金提供に関するより詳しい文書は、2023年2月初めに公開される見込みだ。

Alan Patterson,EE Times
ニュース

三菱電機は、富士通コンポーネントやカレアコーポレーションと共同で、バイタルセンサー「エモコアイ」を開発した。非接触で人の脈波を計測し解析することによって、人の感情を推定し「見える化」することができる。【訂正あり】

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

神戸大学と東北大学の研究グループは、鉄パラジウム(FePd)にグラフェン(Gr)を積層した異種結晶界面(FePd/Gr)の状態を第一原理計算で予測し、その電子と磁気の状態を解析した。

馬本隆綱,EE Times Japan
2022年9月7日の記事
インタビュー

2022年8月、米国の半導体支援の法案「CHIPS法(正式名称:CHIPS and Science Act)」の可決に伴い、400億米ドルを投じて米国での生産活動を拡張すると発表したMicron Technology(以下、Micron)。同年9月1日(米国時間)には、米国で20年ぶりにメモリ工場を建設する計画も発表した。EE Times Japanは、Micronのモバイルビジネス部門でシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるRaj Talluri氏および、Micron本社に取材し、市場動向や新しいメモリ技術に対するMicronの見解について聞いた。

村尾麻悠子,EE Times Japan
ニュース

東北大学や住友ゴム工業などによる共同研究グループは、含硫黄高分子粒子内部の不均一な硫黄化学状態を非破壊で可視化することに成功した。開発した計測技術を動作中のリチウム硫黄電池に適用すれば、正極材に用いられている硫黄の反応や劣化メカニズムを解明することができ、電池の性能向上につながるとみている。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

フジクラは、技術基準適合証明(技適証明)を取得済みの「60GHz帯ミリ波無線通信モジュール」を開発し、サンプル品の出荷を始めた。このモジュールを活用することで、60GHz帯を利用する通信機器や産業機器を開発する期間とコストを削減することができるという。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

ソシオネクストは2022年9月6日、東京証券取引所から東京証券取引所プライム市場への新規株式上場が承認されたと発表した。上場日は2022年10月12日を予定している。

竹本達哉,EE Times Japan
ニュース

米国政府がNVIDIAのGPUについて中国への輸出を制限する新たな規制を行ったことについて、あるアナリストは、「世界をリードする中国のAI(人工知能)開発が、減速する可能性がある」と指摘する。

Alan Patterson,EE Times
2022年9月6日の記事
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SK hynixは2022年9月6日(韓国時間)、韓国・清州市に今後5年で15兆ウォン(約1兆5400億円)を投じ新工場「M15X」を建設すると発表した。新工場は2022年10月に着工し、2025年に完成予定だ。

永山準,EE Times Japan
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アナログ・デバイセズ(ADI)は「第2回 国際二次電池展(秋)」(2022年8月31日〜9月2日、幕張メッセ)に初出展し、バッテリー分野に向けた最新の製品を展示した。

村尾麻悠子,EE Times Japan
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三菱電機は、光ファイバー通信用のチューナブルレーザーダイオードチップ「ML9CP61」を開発した。デジタルコヒーレント通信の大容量化と光トランシーバーの小型化に対応した製品となる。

馬本隆綱,EE Times Japan
ニュース

東京工業大学と千葉大学は、磁性絶縁体のCrハライド系物質にギガヘルツからテラヘルツ帯の電磁波を印加すると、スピン流の整流効果が生じることを理論的に解明した。しかも、スピン流の強度はこれまでの予測値に比べ、約2桁大きくなることも分かった。

馬本隆綱,EE Times Japan
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Micron Technologyが米国で20年ぶりにメモリ工場を建設する計画を発表したことについて、米国の市場調査会社であるIC InsightsのアナリストBrian Matas氏は「半導体製造を米国で行うことは有益だ。CHIPS法(正式名称:CHIPS and Science Act)は米国の企業が拡張計画を進めるきっかけになった。米国でIC(集積回路)を現地調達できるようになるのは良いことだ」と述べている。

Barbara Jorgensen,EE Times
2022年9月5日の記事
ニュース

TSMCは2022年9月2日、ハイブリッドで開催された「TSMC Technology Symposium Japan 2022」に併せて記者説明会を開催し、同社 ビジネスディベロップメント担当シニアバイスプレジデントのKevin Zhang氏が、TSMCの最先端の技術などを紹介した。

村尾麻悠子,EE Times Japan
2022年9月2日の記事
ニュース

2022年8月21〜23日にオンラインで開催された「Hot Chips」において、中国の新興企業Biren Technology(以下、Biren)がステルスモード(製品や開発の中身を明らかにしないこと)を脱し、データセンターにおけるAI(人工知能)学習と推論向けの大型汎用GPU(GPGPU)チップの詳細を明らかにした。同社の「BR100」は、TSMCの7nmプロセス技術に基づく537mm2のチップレット2つで構成されている他、CoWoS(Chip on Wafer on Substrate)パッケージに4つのHBM2eを積層している。

Sally Ward-Foxton,EE Times
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Micron Technology(以下、Micron)は2022年9月1日(米国時間)、米国アイダホ州ボイシに最先端メモリの新工場を建設するため、今後10年間で150億米ドルを投資すると発表した。同社は、「米国で20年ぶりのメモリ製造工場新設であり、AI(人工知能)や5G(第5世代移動通信)の導入が加速する自動車やデータセンターなどの市場セグメントに必要な最先端メモリの国内供給を確保する」としている。

永山準,EE Times Japan
2022年9月1日の記事
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住友化学は2022年9月1日、米国に半導体用プロセスケミカル製造の新工場を建設すると発表した。同社は、「半導体用プロセスケミカル事業の米国市場における戦略的な拠点として、旺盛な需要を確実に取り込み、米国市場での事業拡大を目指す」としている。新工場の稼働開始は2024年度を予定している。

永山準,EE Times Japan
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日清紡マイクロデバイスは2022年8月31日、さまざまな機器で搭載機会が増えている2セルリチウムイオン電池向けの保護IC「NB7200シリーズ」を発売した。「業界トップクラス」(同社)という高精度な過充電/過放電検出電圧モニターを備えるなどの特長を持つ。サンプル価格は1000個購入時参考価格として110円(税込)になっている。

竹本達哉,EE Times Japan
ニュース

米商務省が、最先端の半導体製造技術の世界輸出に関する新たな規制措置を発表した。AlibabaやBaiduなどの中国半導体メーカーをターゲットにする。しかし、長年にわたり半導体業界に携わってきた観測筋は、「その効果はかなり誇張されており、少なくとも中国メーカーの成長を鈍化させる可能性は低いだろう」とみているようだ。

Alan Patterson,EE Times
ニュース

アルプスアルパインは、ガスに含まれる有機成分に対し、高い薬品耐性を備えた防水圧力センサー「HSPPAD143C」の量産を始めた。ガスメーター分野で新たに事業拡大を狙う。

馬本隆綱,EE Times Japan
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